7/22
願うことは叶うことじゃなくて
現実をみれば一目瞭然
言えばいいのに
叫べばいいのに

闇はどこまでいっても闇だ
敵うわけない

わたしの闇はどこにある?

6/14
沈んでしまえ
沈んでしまえばいい
そうしたら
誰も世界なんて見えなくなる

6/14
いつかこの心臓を引き裂いて
食べてくれる人がいる現れるかしら
白い首に爪をたてて
零れる血液と酸素を一緒に食べるのよ
わたしは異常者であるまえに
勘違いをして生きている彼の人より人間らしいわ

6/14
色のない爪も案外魅力的なもんだと思った
いつもの真っ黒い爪はどうしたの?
なんて聞く間もなく
わたしはこれを最期の景色として死んでゆくのだろうけれど

5/5
光が目に痛い
空が白い
太陽は赤い?
太陽は嫌い
つまりわたしは何も探してなどなく
故に誰もわたしなど探していない

5/5
多分今のわたしの状態ってぐちゃぐちゃなんだよ
赤く腫れた傷を抑えるみたく冷やしてどうにかなればいいのに
といっても冷やし方なんて知らないけどね
放っておくしかないなんて自分でも性質が悪いと思う
でもわたしはわたしが欲しいものを知ってる
それはわたしの一番誇れることだと思うんだけどいかが?

5/5
祈りなど忘れよう
要るのは両足と歩く力だけでいい
まだこの両腕は幻想さえ抱えられない
あなたの愛を憎んで別の光に焦がれるのに
あなたの闇になりたくてその度あなたと目を合わす
この足が折れて砕けたら何にも逆らえずあなたに落ちてしまえる
それこそが幻想だとわかってる

5/5
赤信号だって止まるわけないじゃない!
あなたの闇に落ちてるんだから!

4/18
地上の海は生ぬるくて優しい
それでもわたしは死ねる
泣きながら死ねる

4/13
何を罪とするかはその人の勝手なはずで
誰に裁かれたいの?
悲しいって言って
それであなたが救われるならいいけど

最後に追い詰めてるのは自分だと気付いてる?
あなたの罪くらいじゃ誰も傷付かないと知ってた?

4/12
乗り継いだバスが行く先を知らない
気まぐれはアタリかハズレか
今は多分余裕なんかなくて
バスに揺られてられるのは逃避なのかも
それでもぼんやりと窓の外を眺められるのは良いことだ
きっとこの現実には
夢との差などなく
どちらも行く末は決まっている
このバスが行く先をわたしは知らない
目を瞑って
何を見るんだろう
誰を見ているんだろう

4/2
誰かわたしに祈りを
祈って祈って
早く見つかるようにと
しっかり目開けて
這い蹲ってでも
道を見つけるから

3/12
不安を蝕んでくれ
早く全部喰べてくれ
白い息が震える
呼吸はできてる?
わからない
でも全部喰い尽くして

そしたらわかる?

2/23
不思議の国から帰ってこれなくなったアリスは
ハートの女王から不思議の国を手に入れたのかもな
覚めなきゃいい
覚めなきゃいい
夢だと知らずに
不思議の国で首を刎ねられてしまえばいい
だってハンプティダンプティには出会えないもの

2/20
人生五十年と誰かは言ったな
人など夢幻のようであると
その通りだと思う
だけど
わたしは五十年目一杯生きようと思うのよ

2/14
ハートの爆弾があるでしょう
行き交う人皆どこかしらに持ってるでしょう
だから例えば
煙草の火で触れたりしないで
大きな声で怒鳴らないで
きっとハートは爆発してしまうから
傷付くか付かないかはわからないけど
気付かないわけはないんだから

2/10
感情をぐしゃぐしゃと丸めて投げつけろ
誰だっていいさ
当たったら受け止めて
投げ合ってぶつけあって色んなものを吸収するんだ
そしてまた投げるんだ

2/1
いつかいつか、わたしは神さまに出会うの
それはきっと崇拝といって
本当はいてもいなくてもいいのよ、神なんて
愛じゃないのよ
愛じゃないんだから
知ってるわ

2/1
太陽は西から昇るから太陽と同じ速度で東に向かいたいな
そうしたら明日は来ないのかな
でも昨日に帰れるはずもないんだよな
まぁどっちにしろ進むしかないしね