朝は冷たくて
日だけが暖かい
くしゃみひとつ飛ばして
あぁ風邪ひいた?なんて思う

きっとこの国は
昔から知ってるんだろう
冷たい空気
日が滲む雲
当然
息ができないほど
世界は美しい

いくつも昼を飲んで
暗闇を溜め込んだ夜
寒い?むしろ痛い
何度感じたって慣れない

きっとこの国は
昔から知ってるんだろう
月も星も綺麗
当然
だから闇でさえ生きていける

続く回る終わらない世界は
少なくとも僕の一生分は余裕
だから一生かけて世界を愛すんだよ
愛されてる?
さぁ?知る分けない
だからどうした
前提なしで構わない
どっちが最初だって僕は生きてる

きっと
ないものねだり
祈りに似ている
その先に
光がある